「広葉樹」でアウトドア – 株式会社カネモク 中野 陽平

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広葉樹と針葉樹

私たちの生活の至る所に木は溢れています。一番身近なところでは家の柱や床など建築材にはスギが多く用いられていますし、岐阜県東農地方で生産されているヒノキは「木曽ヒノキ」と呼ばれ全国的にも非常に有名です。これらはどちらも針葉樹に分類され、針葉樹だけでも世界で540種類以上あると言われています。では広葉樹はどれぐらい種類があると思いますか?…その数なんと20万種類以上!そんな広葉樹の多様性と個々のポテンシャルをもっと多くの人に知ってもらうべく日々業務に励んでおります。

広葉樹の可能性を今以上に引き出したい


弊社では広葉樹の丸太を板に製材したり、国産広葉樹のフローリングを製造しています。その過程でどうしても製品にならない端材が出てくるのですが、今まではそれらを樹種問わず全て製紙用として出荷していました。

もっと樹種それぞれの色、香りなど豊かな個性を活かせる道はないのか…?そこで生まれたのが国産広葉樹燻製チップ「HIDA MOCC」です。クルミやサクラなど従来ある樹種に加え、ブナやクリなど地元に多く生育している樹種も取り揃えた飛騨高山ならではの燻製チップ。それぞれの風味の違いや燻製の奥深さを是非ご堪能ください。

株式会社カネモクとは?

弊社は原木仕入から製材・乾燥・木取りを全て自社で行う、高山市で唯一の広葉樹専門の材木店です。板販売・乾燥依頼などに加え、国産広葉樹フローリング「森のじゅうたん」を手掛け、広葉樹の個性を活かしたものづくりにもチャレンジしています。木に囲まれた人々の温かさと自然の豊かさに貢献出来る会社を目指し、日々挑戦の毎日です。

プロフィール

株式会社カネモク 商品研究開発部長

中野 陽平

山好きが高じて林業会社に従事。その後家具製作を学ぶ過程で広葉樹の奥深さ、個性に魅了され高山で唯一広葉樹を専門に扱う材木店である㈱カネモクに入社。板販売やフローリング製造の傍ら端材の有効活用や広葉樹の新たな可能性を模索し日々奮闘中。

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