焚火の炎を見て心が穏やかになった経験、一度はあるのではないでしょうか?ただただ炎を見つめてぼーっとしたり、仲間とゆるりと団らんしたり、日常を忘れて自分と向き合うリトリートな時間を過ごしたり。

そんな気持ちを落ち着かせてくれる炎の動きを「1/fゆらぎ」と言います。一定のようでいてわずかなズレがあるこのリズムが心地よいと感じさせてくれるそうです。ほかにも木々の枝葉の風にそよぐ音、森の中の木漏れ日、小鳥のさえずりなど自然の中にはたくさんの「1/fゆらぎ」が溢れています。

このゆらぎ溢れる自然の中でひと手間かけて焼いたマシュマロやピザは格別です。焚火を囲んで過ごす時間を通して「火のある暮らし」の価値や心の豊かさを感じてもらえたら嬉しいです。
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プロフィール

富士ストーブ 代表 / (一社)日本暖炉ストーブ協会 理事
堀之上 琢弥
高山市出身。富士コンクリート工業(株)代表取締役。薪ストーブの奥深さや豊かさに魅了され、後に薪&ペレットストーブ専門店「富士ストーブ」をオープン。今まで山に切り捨てられていた間伐材に着目。NPO法人 山と森お援け隊の理事長も務め、山に残された間伐材の利用の拡散・普及にも取り組む。å