「里山資源」でアウトドア – 澤秀俊設計環境 / SAWADEE 澤 秀俊

高山市は、東京都と同じ広さを持つ日本一面積の大きい市です。そして、その面積の92%を森林が占めています。元来、日本はたくさんの山々と豊富な水に恵まれた森林資源大国です。

しかしながら戦後、国策として全国に大量に植えられたスギ・ヒノキなどの針葉樹が、海外から安い木材が大量に輸入されたことによって、うまく活用されず放置されたままとなっています。それどころか放ったらかしになった森が様々な災害を引き起こす温床になってしまっています。

森の健康を維持していくためには、光が地面に届くように木を間引く「間伐」をすることが重要です。そして今、この間伐作業に取り組む人達がどんどん増えています。

アウトドアを楽しむためには、森林環境を良くすることが大事。山も綺麗になり、焚き火の燃料も調達でき、一石二鳥です。間伐材を有効活用して、里山保全の大切さ、大自然の豊かさを感じてみませんか?

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プロフィール

澤秀俊設計環境 / SAWADEE 代表

澤 秀俊

飛騨高山生まれの建築家。東京・ベルリン・パリ・ベトナムでの設計事務所勤務の後、2018年地元へ戻り澤秀俊設計環境を設立。「循環を生み出す建築環境」をテーマに、建築設計と並行して間伐材の活用から稲作など、暮らしを取り巻く社会環境に向き合い活動中。息子達と畑で遊ぶ三児の父。

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