「地衣類」でアウトドア – くらどに屋 三井崇史

自然が好きでキャンプや山歩きが好きだけど、あまりハードな活動はできそうにない…。そんなあなたに、新しいアウトドアの形をご紹介します。「地衣類」という、街中から山頂までどこでも見つけられる自然のアートをご存じですか?

目次

地衣類とは?

「地衣類」という、街中から山頂までどこでも見つけられる自然のアートをご存じですか?地衣類は見た目がコケに似ていますが、その正体はカビやキノコと同じ菌類。体内に藻類が共生し、光合成で養分を得ているユニークな生物です。

身近な街路樹や石垣から、森林限界より高い過酷な岩場まで、どこにでもひっそりたくましく張り付いています。
山や川に遠征する方々はもちろん、忙しくて遠出ができていない方でも近場で自然の造形美を感じられる地衣類の世界。景色の中に隠された地衣類に魅せられて、ご家族やご友人と共有できる新たな趣味にできるかも。

プロフィール

くらどに屋

三井 崇史

長野県長野市出身。生物と農作業が好きなあまり、飛騨の山奥に家を買って暮らしている中小企業診断士。野菜はほぼ自給自足しており、本業は飛騨市内の医薬品メーカーの研究職。農業支援や生物観察会、大学研究支援を通じて町おこしに関わる。地衣類、落葉広葉樹、水田雑草、薬用植物、両生類が好き。

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